
「ロレックスデイトナ116500LNって、どうしてここまで人気なの?」「白文字盤と黒文字盤ならどちらを選べばいい?」「現行の126500LNとは何が違うの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
ロレックスデイトナ116500LNは、2016年に登場したオイスタースチール製コスモグラフ デイトナです。ブラックのセラクロムベゼルと自社製クロノグラフムーブメント「キャリバー4130」を組み合わせた世代で、デイトナの中でもひと目でわかるデザインを持っています。
ただし、ここは最初に押さえておきたいポイントです。116500LNは現在の現行モデルではありません。2023年にデイトナのラインアップが刷新され、ステンレスモデルは後継のRef.126500LNへ移行しました。
つまり、これから116500LNを購入する場合は、中古品や未使用品など二次流通市場から探すのが基本になります。そのため、スペックやデザインだけでなく、個体の状態や保証書、付属品、メンテナンス歴まで確認することがかなり重要なんですよ。
この記事では、ロレックスデイトナ116500LNの基本スペックから、セラクロムベゼル、ホワイトダイアル、キャリバー4130の特徴、前モデル116520や後継126500LNとの違いまで詳しく解説します。中古で購入するときの注意点や、すでに所有していて売却を考えている場合のポイントもまとめました。
デイトナの現行ラインアップや最新仕様については、ロレックス公式サイトのコスモグラフ デイトナもあわせて確認してください。
記事のポイント
- 116500LNは2016年に登場し、2023年に後継126500LNへ移行した世代
- ブラックのセラクロムベゼルと40mmのオイスタースチールケースが大きな特徴
- ホワイトダイアルはブラックのカウンターリングによるコントラストが印象的
- ムーブメントは自社製クロノグラフのキャリバー4130
- パワーリザーブは約72時間で、100m防水を備える
- 前モデル116520や後継126500LNとの違いも購入前に確認したい
- 中古購入では価格だけでなく保証書・付属品・状態・メンテナンス歴を確認する
ロレックスデイトナ116500LNとは?まず基本を確認
ロレックスデイトナ116500LNは、コスモグラフ デイトナのステンレスモデルとして2016年に登場しました。前モデルのRef.116520から大きく印象を変えたのが、ブラックのセラミック製セラクロムベゼルです。
デイトナ自体は、モータースポーツとの深い関係を持つクロノグラフとして知られています。ベゼルにはタキメータースケールが設けられ、一定距離を走行するのにかかった時間から平均速度を読み取るという、レーシングクロノグラフらしい機能を備えています。
一方で、116500LNは単なる競技用の計測機器という雰囲気ではありません。ブラックのセラクロムベゼル、鏡面仕上げを組み合わせたケースとブレスレット、白または黒のダイアルによって、高級時計らしい華やかさもしっかりあります。
スポーツウォッチらしい力強さと、ジャケットにも合わせやすい端正さ。この二面性が116500LNの大きな魅力かなと思います。
116500LNの基本スペック
| 項目 | 主な仕様 |
|---|---|
| モデル | コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN |
| 登場 | 2016年 |
| 製造終了 | 2023年に後継126500LNへ移行 |
| ケース径 | 40mm |
| ケース素材 | オイスタースチール |
| ベゼル | ブラック セラクロムベゼル、タキメータースケール |
| 風防 | サファイアクリスタル |
| 防水性能 | 100m |
| ムーブメント | 自動巻クロノグラフ Cal.4130 |
| パワーリザーブ | 約72時間 |
| 文字盤 | ホワイト/ブラック |
| ブレスレット | オイスターブレスレット |
40mmというケースサイズは、クロノグラフとしては極端に大きすぎず、存在感と扱いやすさのバランスが取れています。100m防水も備えているため、高級機械式クロノグラフでありながら日常使いを意識した設計です。
ただし、防水時計だからといって何年も点検せず水中で使用してよいわけではありません。パッキンなどは経年変化するため、古い中古個体を購入した場合や長期間メンテナンスしていない場合は、防水性能を過信せず点検してから使用した方が安心です。
ロレックスデイトナ116500LNのデザインと機能

116500LNを見たときに、まず目に入るのがブラックのベゼルと3つのカウンターを配置したデイトナらしい文字盤です。
時計に詳しくない人からすると、116500LNと現行126500LNはかなり似て見えるかもしれません。しかし、細部を見ていくと世代ごとの違いがあり、そこを理解すると116500LNを選ぶ理由も見えてきます。
ブラックセラクロムベゼルが116500LNの象徴
耐傷性と耐蝕性に優れたセラミック素材
116500LNの大きな特徴が、ブラックのモノブロック セラクロムベゼルです。
前モデル116520では金属製のタキメーターベゼルが使われていました。それに対し、116500LNではブラックのセラミック製ベゼルへ変更されています。この変更によって、同じ40mmのステンレス製デイトナでも顔つきがかなり引き締まりました。
ロレックスがセラクロムに採用するハイテクセラミックは、耐蝕性や耐傷性に優れ、紫外線による色への影響も受けにくいことが特徴です。
とはいえ、「セラミックだから絶対に傷付かない、絶対に壊れない」という意味ではありません。表面の擦り傷には強い一方、強い衝撃を与えれば欠けや破損の可能性はあります。中古品を見るときは、ケースやブレスレットだけでなくベゼルの状態も確認しておきたいですね。
タキメーター目盛りにはプラチナが使われる
セラクロムベゼルに刻まれたタキメーターの数字や目盛りには、PVD加工によってプラチナの薄い層が施されています。
黒いベゼルの中に明るい目盛りが浮かび上がるため、視認性だけでなくデザイン上のアクセントにもなっています。スポーツウォッチらしさを残しながら高級感があるのは、この細かい仕上げによるところも大きいでしょう。
オイスタースチールと40mmケースの魅力
高い耐蝕性を持つオイスタースチール
ケースとブレスレットには、ロレックスが「オイスタースチール」と呼ぶ素材が使用されています。
ロレックス公式では、オイスタースチールは904Lスチール系統に属し、高い耐蝕性や研磨性を持つ素材として説明されています。高級時計としての美しい仕上げと、日常的に使える堅牢性を両立するうえで重要な素材です。
ただし、オイスタースチールも日常使用による擦り傷まで完全に防げるわけではありません。特に鏡面仕上げ部分は細かな傷が見えやすいため、中古品では研磨の有無やケースのエッジがどの程度残っているかも確認ポイントになります。
スポーティーなのにスーツにも合わせやすい
デイトナはクロノグラフなので文字盤の情報量は多めです。それでも116500LNは、ケース径40mmと比較的まとまりのよいサイズに収められています。
Tシャツやデニムなどのカジュアルスタイルなら、デイトナらしいスポーティーさがそのまま生きます。一方、白文字盤ならブラックとホワイトのコントラストがシャープなので、ジャケットスタイルにも合わせやすいでしょう。
ただ、冠婚葬祭など非常に格式を重視する場では、クロノグラフそのものがスポーティーに見える場合があります。万能時計ではありますが、場面を選ばないというより「幅広い服装に合わせやすいスポーツウォッチ」と考える方が自然です。
ホワイトダイアルが人気を集める理由
白文字盤とブラックのカウンターリングのコントラスト
116500LNといえば、ホワイトダイアルをイメージする人も多いかもしれません。
ここで少し表現に注意したいのが、「ブラックのインダイヤル」という言い方です。116500LNのホワイトダイアルは、3つのカウンターそのものが真っ黒になっているわけではありません。ホワイト系のカウンターをブラックのリングが縁取るデザインで、これがいわゆるパンダ配色に近い印象を生み出しています。
ブラックのセラクロムベゼルとカウンターリングが白い文字盤を引き締めるため、腕元でかなり存在感があります。それでいて色数自体は多くないので、派手すぎない。このバランスが魅力です。
白文字盤は視認性だけで選ぶ必要はない
白文字盤は明るく爽やかな印象がありますが、「白なら必ず黒より視認性が高い」とまでは言い切れません。
デイトナはクロノグラフなので、通常の3針時計と比べると文字盤上の情報量が多めです。ホワイトとブラックのどちらが読み取りやすいかは、照明や見る角度、本人の好みにも左右されます。
そのため白か黒かで迷った場合、資産価値だけで決めるより「自分が腕に着けたときにどちらを見ていたいか」で選ぶのが一番後悔しにくいかなと思います。
ブラックダイアルにも違った魅力がある
ホワイトダイアルばかり注目されがちな116500LNですが、ブラックダイアルも忘れてはいけません。
ブラックダイアルはベゼルと文字盤が同系色になるため、白文字盤より全体が引き締まって見えます。クロノグラフ特有の情報量がありながら、腕元では比較的落ち着いた雰囲気になります。
「デイトナらしい存在感は欲しいけれど、白文字盤ほどコントラストを強くしたくない」という人には、ブラックダイアルの方がしっくりくるかもしれません。
中古相場では白と黒で価格差が生じることがありますが、その差は固定ではありません。時計の状態、年式、付属品、流通量、市場全体の需要などでも変わります。価格差だけを見て文字盤を選ぶのは避けたいところです。
ロレックスデイトナ116500LNのムーブメントと性能

116500LNの魅力は外観だけではありません。内部にはロレックスが開発した自動巻クロノグラフムーブメント「キャリバー4130」が搭載されています。
キャリバー4130は116500LNで初登場したムーブメントではなく、前モデル116520から採用されてきたものです。長期間にわたってデイトナを支えたムーブメントであり、後継126500LNでは新世代のキャリバー4131へバトンタッチしています。
キャリバー4130の特徴
ロレックス自社製クロノグラフムーブメント
キャリバー4130は、時・分・秒の表示に加え、クロノグラフによる経過時間計測を行う自動巻ムーブメントです。
文字盤中央の長い秒針がクロノグラフ秒針となり、3時位置には30分積算計、9時位置には12時間積算計、6時位置には通常時刻のスモールセコンドが配置されています。
普段デイトナを初めて使う人が戸惑いやすいのが、「中央の長い秒針が動いていない」という点です。デイトナでは中央の秒針はクロノグラフ用なので、通常時刻の秒は6時位置のスモールセコンドで確認します。
ここを知らないと、「買ったばかりなのに秒針が止まっている」と驚いてしまうかもしれません。故障とは限らないので、まずは針の役割を確認してください。
Superlative Chronometerの精度基準
116500LN世代のデイトナは、COSCによるクロノメーター認定だけでなく、ケーシング後にロレックス独自のSuperlative Chronometer基準による検査を受ける仕様です。
公表されている基準はケーシング後の日差-2~+2秒です。ただし、これは製品出荷時の性能基準として理解するのが適切です。中古時計では使用状況や整備状態によって精度は変化するため、何年経過しても必ずこの範囲に収まるという意味ではありません。
中古の116500LNを購入するなら、販売店で現在の精度やメンテナンス状況を確認しておくと安心ですよ。
垂直クラッチとコラムホイールを採用
キャリバー4130のクロノグラフ機構には、垂直クラッチとコラムホイールが採用されています。
垂直クラッチは、クロノグラフを作動させた瞬間の針の動きを安定させやすい構造です。コラムホイールはクロノグラフのスタート、ストップ、リセットを制御する重要な部品で、操作感にも関係します。
デイトナは見た目の人気だけで語られがちですが、こうした本格的なクロノグラフ機構を備えていることも忘れたくないポイントです。
約72時間のパワーリザーブ
キャリバー4130のパワーリザーブは約72時間です。
フルに巻き上がっている状態なら、おおよそ3日間動き続けられる計算になります。たとえば金曜日の夜に外しても、条件によっては月曜日まで動いている可能性があるため、複数の時計を使い分ける人にとっても便利です。
ただし「72時間」は使用環境に関係なく必ず同じ時間動くことを保証する数字ではありません。時計の状態や巻き上げ量などによって実際の駆動時間には差が出ます。
パラクロム製ひげゼンマイが精度を支える
磁場や温度変化への耐性を考えた設計
キャリバー4130にはブルー パラクロム・ヘアスプリングが採用されています。
パラクロムひげゼンマイは常磁性合金によって作られ、磁場の影響を受けにくく、温度変化に対する安定性や耐衝撃性も考えられた部品です。
現代ではスマートフォン、タブレット、パソコン、スピーカー、バッグのマグネットなど、身の回りに磁石を使う製品がたくさんあります。ただし、パラクロムを採用しているから何に近づけても問題ないわけではありません。強い磁気を発する機器や磁石に時計を密着させるような使い方は避けた方が安心です。
クロノグラフの操作で覚えておきたいこと
116500LNのケース右側には、リューズの上下にクロノグラフ用のプッシュボタンがあります。
- 上側のプッシュボタンでスタート
- もう一度上側を押してストップ
- 停止後に下側のプッシュボタンでリセット
デイトナのプッシャーはねじ込み式です。操作するときはロックを解除し、使用後は適切に締め戻します。
クロノグラフが正常に止まらない、ゼロ位置に戻らない、ボタンの感触がおかしいといった症状がある場合は、無理に何度も操作するのではなく点検を検討してください。
クロノグラフの基本操作やトラブルについては、ロレックスデイトナのストップウォッチが止まらないときの対処法も参考にしてください。
116500LN・116520・126500LNの違い
116500LNを購入候補にするなら、前後の世代との違いを知っておくと選びやすくなります。
特に比較されやすいのが、前モデル116520と現行世代126500LNです。
| 比較項目 | 116520 | 116500LN | 126500LN |
|---|---|---|---|
| 世代 | 前モデル | 2016~2023年世代 | 2023年登場の後継モデル |
| ケース径 | 40mm | 40mm | 40mm |
| ベゼル | 金属製タキメーターベゼル | ブラック セラクロム | ブラック セラクロム |
| ムーブメント | Cal.4130 | Cal.4130 | Cal.4131 |
| パワーリザーブ | 約72時間 | 約72時間 | 約72時間 |
| 主な見た目の特徴 | メタルベゼル | ブラックセラミックベゼル | ケース・文字盤・ベゼル周辺を再設計 |
116520から116500LNで大きく変わったのはベゼル
116520と116500LNを並べたとき、最もわかりやすい違いはベゼルです。
116520はオイスタースチール製のタキメーターベゼルですが、116500LNではブラックのセラクロムベゼルへ変更されました。
ムーブメントはどちらもキャリバー4130なので、「116500LNになってムーブメントが4130へ変わった」という理解は間違いです。116500LNの大きな進化点は、むしろ外観、とくにベゼルの変更にあります。
金属ベゼルならではのクラシックな雰囲気が好きなら116520、黒いセラミックベゼルによる現代的なデイトナらしさを求めるなら116500LNという選び方ができます。
126500LNではキャリバー4131へ進化
2023年に登場した126500LNでは、ムーブメントがキャリバー4131へ変更されました。
ロレックスは126500LNへのモデルチェンジにあわせ、ケースのラインやダイアルのインデックス、カウンターリングなども見直しています。また、セラクロムベゼルを採用するモデルでは、ベゼル外周にケースと同じ金属の細い縁取りが追加されました。
遠目にはよく似ていますが、116500LNのセラミックベゼルがより大きく黒く見える雰囲気と、126500LNの細かなデザイン変更では印象が異なります。
新しいモデルだから126500LNが絶対に上、旧型だから116500LNが下という単純な話ではありません。116500LNのデザインそのものが好きなら、生産終了後も選ぶ理由は十分にあります。
ロレックスデイトナ116500LNは白と黒のどちらを選ぶ?
116500LNを探し始めると、多くの人が最後に迷うのがホワイトダイアルとブラックダイアルです。
結論として、どちらが絶対に正解というものではありません。時計の印象がかなり違うため、普段の服装や時計に求める存在感から考えた方が選びやすいですよ。
ホワイトダイアルが向いている人
- 白と黒のコントラストが強いデイトナが好き
- 腕元で時計を目立たせたい
- スポーティーさと爽やかさの両方が欲しい
- 116500LNらしい象徴的なデザインを楽しみたい
ホワイトダイアルは、ブラックベゼルとの境界がはっきりするため、時計そのものの輪郭が強調されます。
ブラックダイアルが向いている人
- 全体を引き締まった印象にしたい
- 白文字盤ほど時計を目立たせたくない
- 黒系の服装やシックなコーディネートが多い
- 黒文字盤のスポーツロレックスが好き
ネット上の相場だけを見ていると、つい「どちらが高いか」で選びたくなります。ただ、何百回、何千回と自分の腕で見る時計です。私は、最終的には文字盤の好みを優先した方が満足しやすいと思います。
中古のロレックスデイトナ116500LNを買うときの注意点
116500LNは生産終了モデルなので、これから入手する場合は中古・未使用市場で探すケースが中心になります。
そこで重要になるのが「同じ116500LNなら一番安い個体でいい」と考えないことです。高級時計の中古価格は、型番だけでは決まりません。
保証書と付属品を確認する
まず確認しておきたいのが保証書です。
保証書の有無は、その時計の来歴を確認する材料の一つになります。また、箱、冊子、タグ、余りコマなどの付属品がどこまで揃っているかも確認しましょう。
付属品がないから時計として使えないわけではありません。ただ、将来自分が売却するときのことまで考えるなら、購入時点で何が付属しているかを把握しておくのがおすすめです。
ケースやブレスレットの研磨状態を見る
中古時計では、小傷を消すために外装研磨が行われている個体があります。
適切な研磨そのものを過度に怖がる必要はありませんが、何度も強く研磨された時計ではケースのエッジや形状が変化している場合があります。
写真だけでは判断しにくいため、高額な116500LNを購入するときは、ケース形状、ラグ、ブレスレット、バックルなどをできるだけ実物で確認したいところです。
ベゼル・風防・プッシュボタンを確認する
セラクロムベゼルは傷に強い素材ですが、欠けや大きなダメージがないか確認します。サファイアクリスタルについても、縁の欠けや傷がないか見ておきましょう。
クロノグラフについては、スタート、ストップ、リセットが正常に行えるかも大切です。
特にリセット後、クロノグラフ針が基準位置へきれいに戻るかは確認しておきたいポイントです。操作感に違和感がある場合は、その場で販売店に確認しましょう。
メンテナンス歴と現在の精度を確認する
116500LNの初期個体は登場からすでに年数が経っています。
そのため、単純な製造年だけでなく、いつ点検やオーバーホールを受けたのかも重要です。
販売店で整備済みなのか、ロレックスでサービスを受けた履歴があるのか、購入後すぐにメンテナンス費用が発生しそうなのか。このあたりまで含めて比較すると、販売価格だけでは見えない実質的なコストがわかります。
安さだけで販売店を選ばない
116500LNは高額で取引される時計なので、購入先の信頼性はかなり重要です。
価格だけを比較するのではなく、真贋確認の体制、保証内容、返品条件、整備内容、店舗の運営実績などもチェックしてください。
数万円、数十万円安いことより、購入後に安心して相談できることの方が大切になるケースもあります。中古の高級時計ほど「どの商品を買うか」と同じくらい「どこから買うか」が重要ですよ。
116500LNの価格と資産価値をどう考える?
116500LNについて調べていると、資産価値や将来の価格が気になる人も多いと思います。
ここで注意したいのは、116500LNはすでに生産終了しているため、現在のロレックス公式サイトに「新品の現行定価」が掲載されているモデルではないことです。
現在目にする116500LNの価格は、中古販売店や並行輸入店など二次流通市場で形成される価格が中心です。そのため、為替、在庫量、時計市場全体の需要、文字盤、年式、状態、付属品などによって動きます。
「生産終了だから今後必ず上がる」「デイトナだから買えば絶対に損しない」と考えるのは危険です。高級時計の相場は上がることもあれば下がることもありますし、購入価格と買取価格には差もあります。
資産性は116500LNの魅力の一つとして考えられますが、投資商品と同じ感覚だけで選ぶより、自分が実際に着けたい時計かどうかも大切にしたいところです。
ロレックス全体の価格変化について知りたい場合は、ロレックスが昔は安かったのは本当?価格推移と今後の予想も参考にしてください。
ロレックスデイトナ116500LNを売るなら何を確認する?
すでに116500LNを持っていて、「今売ったらいくらになるんだろう」と気になっている人もいるでしょう。
買取価格は一定ではありません。同じ116500LNでも、文字盤、年式、状態、保証書や箱の有無、ブレスレットの余りコマ、外装状態などによって査定結果が変わる可能性があります。
査定前に付属品を探しておく
売却を検討するなら、まず購入時の付属品を確認してみてください。
- 保証書
- 純正ボックス
- 冊子類
- 余りコマ
- 修理・オーバーホールに関する書類
付属品がすべてなければ査定できないわけではありません。ただ、手元に残っているものがあるなら、時計本体と一緒に査定してもらった方がよいでしょう。
売るか迷っている段階なら査定額を確認してから決める
高額な時計ほど、「売ると決めてから査定する」のではなく、「現在の価値を確認してから売るか決める」という考え方もあります。
時計の買取を行うHAPPY PRICEでは、公式サイト上で時計の買取相談を受け付けており、出張買取と宅配買取に対応しています。相談や見積もりについても無料と案内されています。
116500LNを今すぐ手放すと決めていない人でも、「現在どれくらいの査定になるのかを知ってから考えたい」という使い方なら検討しやすいでしょう。
もちろん、一社の査定だけで即決する必要はありません。116500LNのような高額モデルでは、査定内容や条件を確認したうえで納得できる売却先を選ぶことが大切です。
HAPPY PRICEの時計買取サービス内容を公式サイトで確認する
ロレックスデイトナ116500LNについてよくある疑問
116500LNは現在も新品で正規店から買える?
116500LNは2023年に後継126500LNへ移行した生産終了世代です。そのため、現在のロレックス正規販売店で116500LNを現行新品として注文するモデルではありません。
これから探す場合は、中古品や未使用品など二次流通市場が中心になります。
116500LNと126500LNならどちらがいい?
最新世代のムーブメントや細かなアップデートを重視するなら126500LNが候補になります。
一方、116500LNはブラックのセラクロムベゼルを強調した世代特有のデザインと、長く使われてきたキャリバー4130が魅力です。
新旧だけで優劣を決めず、文字盤やベゼル周辺のデザインを見比べて選ぶのがおすすめです。
116500LNの白文字盤は本当に人気?
ホワイトダイアルは、ブラックベゼルとブラックのカウンターリングによる強いコントラストから、116500LNを象徴する仕様の一つとして高い注目を集めています。
ただし、人気や市場価格は時期によって変わります。「白だから必ず高く売れる」と決めつけず、購入時も売却時もその時点の相場を確認してください。
キャリバー4130のパワーリザーブは何時間?
約72時間です。フルに巻き上がった状態なら約3日間の駆動が目安になります。
116500LNの防水性能は?
公称100m防水です。ただし、中古個体ではパッキンなどの状態やメンテナンス歴によって実際の防水性能が変わる可能性があります。水辺で使用する予定なら、点検歴も確認しておくと安心です。
中古116500LNで一番大切なのは何?
価格だけでなく、「個体の状態」と「購入先の信頼性」を確認することです。
保証書、付属品、ケースやブレスレットの状態、メンテナンス歴、クロノグラフの動作、販売店保証などを総合的に比較してください。
総括:ロレックスデイトナ116500LNの特徴と魅力
ロレックスデイトナ116500LNは、2016年から2023年までのデイトナを代表するオイスタースチールモデルです。
ブラックのセラクロムベゼルを採用したことで、前モデル116520から外観の印象を大きく変えながら、ムーブメントには実績のあるキャリバー4130を継続採用しました。
- 116500LNは2016年登場のステンレス製デイトナ
- 2023年に後継126500LNへ移行しており、現在は生産終了世代
- ケース径は40mm
- 100m防水を備える
- ブラックのモノブロック セラクロムベゼルを採用
- タキメーターの数字・目盛りにはPVD加工によるプラチナの薄い層が施される
- ケースとブレスレットにはオイスタースチールを使用
- ホワイトとブラックの2つの代表的な文字盤がある
- 白文字盤はブラックのカウンターリングによるコントラストが特徴
- ムーブメントは自動巻クロノグラフのCal.4130
- 垂直クラッチとコラムホイールを備える
- パワーリザーブは約72時間
- ブルー パラクロム・ヘアスプリングを採用
- 116520との大きな違いは金属ベゼルからセラクロムベゼルへの変更
- 126500LNではムーブメントがCal.4131へ変更された
- 中古購入では保証書、付属品、研磨状態、クロノグラフ動作、メンテナンス歴を確認したい
- 生産終了モデルでも将来の値上がりが保証されているわけではない
- 売却時は一社だけで即決せず、時計の状態と査定条件を確認することが大切
116500LNの魅力は、単に「人気のロレックスだから」というだけではありません。ブラックのセラクロムベゼルによって完成した独特のデザイン、40mmケースの使いやすさ、キャリバー4130という本格的なクロノグラフムーブメントまで含めて、一つの世代として完成度の高いデイトナです。
一方、これから購入するなら生産終了モデルならではの注意も必要です。同じ型番でも状態は一つひとつ違います。白か黒か、年式はどうか、付属品は揃っているか、メンテナンスはされているか。価格だけでなく、時計そのものを見て選んでください。
すでに116500LNを持っている場合も、相場だけを見て慌てて売る必要はありません。使い続けるのか、現行126500LNへ買い替えるのか、いったん査定額を確認してから考えるのか。あなたに合った選択肢を整理してから決めるのがいいかなと思います。
116500LNは現行ではなくなりましたが、それによって魅力が消えたわけではありません。むしろ116500LNにしかないデザインや世代背景を理解して選ぶことで、このモデルを持つ楽しさがもっと見えてきますよ。



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